蓄光石というのは

初期輝度が高く、残光性が長い、光を蓄える石。
半永久的に蓄光と発光を繰り返します。
蓄光石以外に残光性の長いものはないと言われています。
特にセラミックス製の蓄光石は耐久性に優れています。
淡いグリーンやブルーの色は気持ちを落ち着かせる癒しの効果があります。
蓄光石樹脂舗装施工 明石海峡大橋 淡路サービスエリア 蓄光石樹脂舗装施工 明石海峡大橋 淡路サービスエリア

蓄光石を使った事例

蓄光石樹脂舗装施工 大垣市役所 蓄光石樹脂舗装施工 
蓄光石樹脂舗装施工 東京タワー 蓄光石樹脂舗装施工 福岡タワー

蓄光石とは紫外線を吸収して、半永久的に蓄光と発光を繰り返す人工石です。
この特有の性能が屋内の床、屋外の床を問わず幻想的な空間を演出します。
私どもが推奨しているのがセラミックス製の蓄光石です。
セラミックスに蓄光顔料を焼きつかせたもので、ハンマーで粉砕して粉々の状態になったものでも光り輝きます。
初期輝度が高く、残光性が長いのが特徴です。
蓄光というのは一般用語で物理用語としては燐光(りんこう)と言われています。
このような蓄光石を使い、玉砂利の骨材と樹脂を練り合わせて施工するのが蓄光石樹脂舗装です。蓄光石との相性もよく、樹脂が蓄光石を保護する役割も兼ねています。
テラゾーや人研ぎの骨材としても使用でき、また違った風合いを醸しだします。
例えば、展望台のような夜になると薄暗くなるようなところなどは最もきれいに輝く演出効果が高い場所でもあります。

「蓄光石」をネットで検索して頂くと様々なものが出てきますが、大きく分けて3通りあります。

1.セラミックスでできたものセラミックス石(私どもが推奨しています。)
2.樹脂に蓄光顔料を焼き付かせたもの樹脂石(樹脂が劣化します。)
3.樹脂に蓄光顔料の塗料を塗ったものガラス石(塗料が剥げてきます。)

推奨している1のセラミックス性を使用するのには理由があります。建設、舗装レベルにも耐え得る素材であるからです。
2、3だと屋外では劣化してしまうので使用できません。どちらかというと主に鑑賞用で使われるものです。
また、蓄光石を自然石などと組み合わせると、より幻想的な空間を創りだします。
演出には特殊なブラックライトでエネルギーをおくる必要があります
また、それ以上に重要なポイントはある程度の暗さが必要です。
まわりの照明や街路灯などがあって明るい場合は人の目には光っては見えないことが考えられます。

まわりが明るく不向きな場所 近くのお店からの照明や、街路灯がある場合はご注意下さい。
蓄光石の輝きが半減されたり、人の目には光って見えない場合があります。
(*まわりが明るく不向きな場所)
蓄光石を使った蓄光石樹脂舗装はこちら
ムーミンバレーパーク蓄光石樹脂舗装 施工 ムーミンバレーパーク蓄光石樹脂舗装 施工

蓄光とは

太陽光や人工照明の光を受け、暗所で発光することをいいます。見た目には光を蓄め込み発光しているかのように見えることから、日本では蓄光という言語(*1)が使われています。

*1 昭和初期に日本夜光塗料製造所が書いた夜光塗料説明書の中に登場しています。

蓄光石を使った蓄光石樹脂舗装はこちら

蓄光の歴史

1764年、貝を原料に人工の蓄光性物質ができることを、イギリスのカントン(J.Canton)が牡蛎殻と硫黄を混ぜて焼き、青白く光る蓄光性物質ができたことを発表しました。

1866年、フランスのシドー(T.Sidot)は、銅を含む閃亜鉛鉱から蓄光する物質ができたことを発表しました。

その後ドイツのレナード(P.Lenard)によって、ノーベル賞受賞(1903年)の対象となった一連の硫化物蛍光体研究の中で硫化亜鉛蛍光体として解明され、やがてその硫化亜鉛系蛍光体は、硫化カルシウム系蛍光体よりも明るく発光することから実用価値が認められ、20世紀に入り、蓄光材料の主流となりドイツで工業生産が始まりました。

日本における蓄光材料は、1924年ドイツから輸入して販売を始めたが、日本夜光塗料製造所を設立し、国産化に成功したのは1934年であります。

大日本塗料(株)において、日本海軍の特命で潜水艦用の蓄光材料が生産されました。

蓄光石


グリーン5~13mm

グリーン5mm内外

ブルー5~13mm

ブルー5mm内外

蓄光石樹脂舗装とは

自然石やガラス骨材と樹脂、蓄光石を混入し練り合わせた舗装材です。
材料を敷き均し、締め固めを行い、塗り付けていく工法です。

天然石の黒を使用した施工事例

蓄光石 福岡タワー
昼間の景観
福岡タワー 蓄光石
夜の景観

リサイクルガラスとは

従来はゴミとして廃棄処分されていた特にリサイクルが難しいとされてきた廃ガラスびんなどを破砕プラントで加工し環境に対する安全性を確保したうえで再商品化したものです。

エッジレス加工しているため危険がなく安全です。

骨材としてリサイクルガラスを使い、樹脂と蓄光石を練り合わせて、リサイクルガラス蓄光石樹脂舗装になります。

リサイクル骨材のみを使用した場合は汚れが付きやすいこともあり、リサイクルガラス骨材半分、リサイクルセラミック骨材半分の配合で練り合わせることも可能です。

リサイクルガラスを使用した施工事例 

蓄光石樹脂舗装
リサイクルガラスとセラミック半々の配合
蓄光石樹脂舗装
リサイクルガラスとリサイクル陶器を使用

オリジナル蓄光石

オリジナルの形をした蓄光石をつくることが可能です。
お宝さがし的な感じで小さなハートを埋め込んだり、シンボルマークをつくったり、キャラクターを描いたりと様々なご要望にお応えします。

・オーダーメイド蓄光石の施工事例

ムーミンバレーパーク 蓄光石 ムーミンバレーパーク 蓄光石
みんなの足あと 蓄光石  

*その他の蓄光石樹脂舗装の施工事例はこちら