蓄光石樹脂舗装
蓄光石樹脂舗装の特長
1.光る小径を演出します。
暗闇で光る蓄光石を使った幻想的な演出が可能です。
2.耐候性に優れています。
強度が高く耐摩耗性、耐候性、耐久性に優れているため、屋外での利用に最適です。
3.避難誘導にも効果的です。
突然の停電がおこった場合の避難誘導材としても有効的です。
蓄光石樹脂舗装とは
高輝度の蓄光顔料を高温焼成して製造し、暗闇で光る石(蓄光石)を使った舗装です。
強度が高く耐摩耗性、耐候性に優れているため、屋外での利用に最適です。
リサイクルガラスや自然石と組み合わせることにより、エントランスや庭などを立体的で幻想的な癒しの空間にすることができます。
基本的な骨材として自然石、リサイクルガラスを使用し、蓄光石を混ぜ、樹脂を混入して練り合わせたものです。
厚さ1cm程の骨材を床面に舗装していきます。
透水性の透明な樹脂とからみあうことにより、路面としての強度もでき、蓄光石の輝きを演出します。
夜のネオン街や地下鉄などで突然の停電がおこった場合の避難誘導材として、横浜・東京ではこのような蓄光性を持った明示物の設置を義務付けています。
蓄光石が光ってきれいに見える3要素とは
1.ブラックライトが必要です。
昼間の太陽光や蛍光灯から吸収し同時に放出を繰り返して発光します。吸収するものがなければ次第に輝きが落ちていきます。表現的に難しいのですが、あえて言いますとブラックライトがないとぼんやりと光って見える感じです。
2.ある程度の暗さが必要です。
こちらも表現がしにくいのですが、足元がはっきりと見えるような場所では、たとえブラックライトを照射してもきれいに光っては見えません。例えば夜景がきれいに見えるところは薄暗い場所が多く、そのような一定の暗さが最適な条件です。
蓄光石の量を多くすればとのご意見もありますが、量を増やしても効果はありません。また、ブラックライトの台数を増やしても同様です。
3.まわりに街灯がないか、まわりの店舗などの照明が明るすぎないか。
まわりから漏れる明りが強すぎるとブラックライトを照射しても負けてしまいます。計画される場合は夜間にどの程度の暗さになるかの確認が必要です。思ってもみなかったところから明かりがもれてくる場合もあります。
安全、防犯上、真っ暗にすることができない場合もありますが、街灯の照明の向きを変えたり、ブラックライトの明かりで安全を保たれる場合もあります。
* 施工のプロにお任せ下さい。
北は北海道から南は九州まで蓄光石樹脂舗装工事を施工してきました。きれいに輝いて見えるように演出するには諸条件が必要となります。
建築・土木のこと、蓄光石のこと、樹脂のこと、ブラックライトのこと、このすべてのことを理解していないと蓄光石の魅力を最大限に生かせません。
現場施工というのは難しいもので手慣れていても、予想だにしなかったことが起こり、手間取ることがあります。
起こりえることを想定して、事前に準備し作業工程をイメージしておくことで最終的なきれいな仕上がり具合につながります。
数多く施工してきた経験をもとに、どのような場所にどのような材料を使って、どのようなものを造ればよいかを提案させて頂きます。
蓄光石の演出は高額になりますので、輝いて見えない場合など施工しても期待されないときにはやめた方がよいですよとお伝えすることもあります。
包み隠さずお話しさせて頂きますので、ご連絡下さい。
施工例1
コンクリート面に施工 | 昼の景観 |
夜の景観 |
夜の景観 |
施工例2
アスファルト面に施工 | 昼の景観 | 昼の景観 |
夜の景観 | 夜の景観 |
施工手順
① 施工前 |
② アスファルトの舗装 |
③ 日本列島 下地作成 |
④ 日本列島 蓄光石施工 |
⑤ 日本列島 蓄光石施工 |
⑥ 日本列島 蓄光石施工 |
⑦ 日本列島 蓄光石施工 |
⑧ 日本列島 蓄光石施工 |
⑨ 日本列島 蓄光石施工 |
⑩ 完成 昼間の景観 |
⑪ 完成 夜の景観 |
⑫ 完成 夜の景観 |
蓄光石樹脂舗装の事例はこちら
オリジナルのデザインを提案
昼間はデザインとして、暗くなれば光り輝くアートして人の心を癒します。
お好きな絵画が床面いっぱいに広がります。
ご希望のデザインでおつくりします。 世界にひとつだけのオンリーワンを提供。
蓄光石
グリーン5~13mm |
ブルー5~13mm |
ブルー5mm内外 |
自然石
蓄光石、自然石にセメント、顔料を混ぜ合わせて練り上げ、コテで床や壁に塗付けます。硬化後に研磨機で磨いて仕上げる工法です。表面は大理石や御影石のような感じになります。樹脂舗装とは違いすき間がありません。様々な石と色を混ぜ合わせることで無限大に広がります。