木製カウンターのうえにモールテックスを施工しました。
今回はカウンターの天板にモールテックスを施工しました。
(施工前) |
(施工前) |
下地材が木製なのでアク止め処理を施さねばなりません。
セメントはアクを引っ張ってしまいますので、アク止め処理材を塗布して
アクをシャットアウトします。
アク止めを塗布しておかないと、仕上がってから表面にシミのようなアクが出てしまいます。
ベニヤの継ぎ目にはひび割れ防止のメッシュを敷き込み、パテ処理を施します。
(アク止め処理) |
(メッシュ敷き込み、パテ処理) |
続いて専用のプライマーを塗布します。
このプライマーは性能が優れており、私はモールテックス以外でも重宝して使用しています。
(プライマー塗布) |
乾燥後、モールテックスを塗付けていきます。
塗り付けの回数、厚さは用途によって変わってきますので、見合った方法で施工して下さい。
数回の重ね塗りを行い、研磨してトップコートを塗布して作業は完了です。
(トップコート塗布) |
(トップコート塗布) |
トップコートも数種類ありますので、用途にあったものをお選び下さい。
(施工後) |
(施工後) |
木製の板に直接、塗り付けることができるセメント材です。
あらゆるものに接着するので木製品以外のものでもコンクリートやモルタル風に塗りかえられる画期的な商材です。
最近では国内のメーカーでも製造されるようになり、身近な素材として多用されるようになりました。
今回はその中でも世界的に使用されているベルギー産のモールテックスを使用しております。
国産よりもヨーロッパが優れているのは、顔料のきれいさ、鮮やかさ、豊富さです。
様々なシチュエーションにマッチしたものをお選び頂けます。