高さ３ｍのコンクリートの壁に人造研ぎ出し工法で仕上げました。

今回は高さ３ｍのコンクリートの擁壁に人研ぎで仕上げました。

施工前

施工前のコンクリートの擁壁です。
プライマーを塗布して下塗りから作業を始めます。
コンクリートの表面は滑らかすぎるので荒らす必要があります。
荒らすことにより材料の接着をよくします。

下塗り後

モルタルで下塗りを行います。
乾燥後に中塗りを行い、最終的な形をこの作業で造っていきます。

中塗り後

中塗り作業で仕上がった形をつくることは仕上げ材を均一に塗りつけることができるのでポイントとなります。

仕上げ塗り中

寒水石と白セメントを使った人研ぎとなります。
乾きが早いので迅速に作業を進める必要があります。
骨材が密になるように金鏝で伏せ込みを行い、磨きやすいように仕上げていきます。

仕上げ塗り後

研磨し易いように塗りつけているので均一に寒水石が散りばめられた仕上がり具合いになりました。

施工後

研磨をかけて作業は完了です。
足元の一体型のベンチも人研ぎで仕上げました。
目地を設け、別工程で仕上げております。

施工後